2009年8月14日金曜日

ひまわり

こんにちは
八月の半ばといえば学生の頃、一向に終わっていない宿題に焦りを感じ始める時期でした。
で、ふと思い出したのが小学生の時、自由課題でひまわりの観察日記をつけようと思った時のこと。
ひまわりの生長ではなく角度。太陽を追って角度を変えると聞いたので、ひまわりの花の向きを観察しようと思ったのです。毎日、朝昼晩と近所に咲いているひまわりを観にいきました。そして気づいたのが、ずっと東を向いているということ!!えー!!角度変わらないの~?ということで、観察日記は早々にポイっと捨てて、押し花に転向・・・。
大人になって真実を知りました。実際に太陽を追って動くのは生長が盛んな若い時期、つぼみをつける頃までの茎の上部の葉の動きだったんですね。完全に開いた花は基本的にはほとんど東を向いたまま動かない!(ある意味、私の観察日記は正しい・・・)あの頃、もっと掘り下げて調べ、観察していれば小学生ながらすばらしい観察日記に仕上がったんでしょうに・・・。残念な子供時代です。
ひまわりは夏の季語ですし、私の中では夏を象徴する元気いっぱいの花、といったイメージですが、ギリシャ神話では悲恋の物語。水の精が太陽神アポロンにかなわぬ恋をし、土の上に立ち尽くしアポロン(太陽)を見つめていたら9日目には足が茎になりひまわりになってしまったというお話です。太陽に恋焦がれている花なんですねー。そういえば太陽信仰が盛んなペルーではひまわりが尊重され神聖な花として国花になっているんですよ。私も少し、詳しくなったものです(笑)

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