2010年2月4日木曜日

エピデンドラム


こんばんは。

今日は凍えるような空気の冷たさですが、暦の上では立春です。

少しでも春を感じようと、今日はオレンジの色合いがとても暖かい「エピデンドラム」のご紹介です。

エピデンドラムは中南米原産のラン科の植物。エピデンドラムはギリシャ語で、エピ(epi)は“上に”、デンドラム(dendrum)は“樹”を表す言葉からくる造語で、着生する種が多いことから名づけられています。写真のエピデンドラムは「リードタイプ」と呼ばれる細くてなが~い茎に肉厚の葉、花はリップの部分が上向きに咲き、小花が密集しています。

写真はブーケに使ったので、茎を短くカットしてしまいましたが、ディスプレイなどには、茎と葉を生かして個性的にもアレンジができるフォルムです。他の花材とも仲良くなれる協調性と、そうかと思えばしっかりと主張もできる個性とを兼ね備えた、柔軟さを感じさせるお花です。


0 件のコメント:

コメントを投稿