2009年12月30日水曜日

お正月飾り

こんばんは
今年も残すところ1日となりました。
スーパーやデパートなどの商業施設は、どこもかしこも人で混雑しています。
もちろんお花屋さんも、お飾りや松・千両などの入った、お正月を飾るアレンジメントや花束を購入する人たちで列をなしています。
31日に飾るのは、一夜飾りと避けられていますので、今日、ご準備される方が多いんでしょうね。


皆様、素敵な年末年始をお過ごし下さい。

                        

2009年12月23日水曜日

サザンカ

こんばんは
家の前のサザンカが美しいので、パチリとしてみました。
写真は濃いピンクですが、その隣りには白のサザンカも植えられています。
街のイルミネーションも、もちろん盛りで綺麗なのですが、咲く花の種類が少ないこの時期に、つやつやと沢山の花を咲かせるサザンカは、冬の日中を彩っています。
サザンカはツバキ科の小高木ですが、同じツバキ科の椿と、とってもよく似ています。よく見分け方として、椿がボテっと丸ごと花を落とすのに対し、サザンカの花弁は一枚ずつ散る点が挙げられます。
大通りに、街路樹として何を植栽するかは景観としてとても大事だと思いますが、住宅街などのさほど人も多く通らないであろう小道にも、さりげなく美しい植栽を発見しますと、それを植えた方の細やかな心意気を感じます。
サザンカの開花時期は比較的長いので、もうしばらく楽しめそうです♪が、写真の腕がど素人の為、その魅力が半分も伝わらないのが、ちょっと心残りな今日のブログです。

2009年12月22日火曜日

月桂樹

こんばんは
写真でご紹介しております植物は月桂樹です。
ローリエやベイリーフといえばピンとくる方も多いと思いますが、この月桂樹の乾燥させた葉は、この時期に嬉しいカレーやシチューなどの煮込み料理の香り付けに、一役かってくれます。
なぜ急に月桂樹の紹介かといいますと、単に勤め先で月桂樹とオリーブの木を販売中で、心惹かれ自ら購入したからです。オリーブの枝が鳩と共に平和の象徴とされているのに対し、月桂樹の花言葉は“勝利、戦勝の表彰、名誉”などです。ギリシャやローマ時代から神聖視された樹木の一つで、古代ギリシャにおいては、月桂樹の冠は勝利と栄光のシンボルとして、英雄などの頭を飾りました。今でもオリンピックやスポーツの世界において、勝利者にこの冠が贈られます。
樹木の姿が、すらりと真っ直ぐ上へと伸びているせいか、それともオリンピックで勝利者の頭上を飾るイメージがあるからかはわかりませんが、この樹木からはやる気と清々しさをもらえます。新しい年を迎えるにあたり、とても素敵なパワーをもらえる樹木を我が家に迎えることができたと、納得の衝動買いです。

2009年12月18日金曜日

今年のリース


こんばんは
今夜は一段と冷え込みが厳しいですね。
先日、プライベート用でリースを作りました。
今年は個性的というよりも、トラディショナルな感じでまとめています。
リースのベースには、ヒバ系2種類とヒイラギ、ユーカリポポラス、そこにワタや赤のプリザーブドアジサイ、プラチナ・ゴールド系の実物をプラスしています。色々なスタイルのリースがありますが、エバーグリーンを使ったリースは香りも良く、数種類のグリーンで厚くベースを作るスタイルが、私のお気に入りです。
今までブログに写真を載せていませんでしたが、文章だけというのは何とも色気がないことに気づきました(;一_一) と、いうことで、写真をお初に載せてみます。

2009年12月17日木曜日

ツリーのセミナー

こんばんは
12月も半ば過ぎ、街のイルミネーションが楽しい時期です。
パソコンの調子が悪く、すっかりブログも停滞しておりましたが、ようやく少し改善されてきましたので、ブログも新たな気持ちでスタートしたいと思います。
フラワーレッスンでは、リースのセミナーは一段落つき、クリスマスまでは、キャンドルアレンジやテーブルアレンジのレッスンが主流になってきています。
昨日はとある法人様で、出張セミナーがありました。参加人数は18人、中には男性の受講者もちらほら・・・。エキゾチックなテイストを取り入れた、ナチュラルモダンなツリーをご提案させて頂いたのですが、私のイメージをはるかに超える、クリエイティブな作品に皆様、仕上げて下さいました。ご提案したものが、成長を遂げた感じの作品は、私の方こそ楽しませて頂きます♪ご受講下さいました皆様、ありがとうございました。

2009年10月31日土曜日

しばらく

こんにちは
ブログの更新が、しばらくぶりになってしまいました。
さらには現在、パソコンの調子が悪く、修理中です(>_<)
ですので、ホームページの更新も思うように出来ない状態です。
パソコンのトラブルは、物凄く痛手ですね。。
今日のハロウィンが過ぎると、お花のイベントはクリスマスに向かい、 リースやキャンドルアレンジなど、アレンジメントが更に楽しい季節です。
ブログもホームページも、お花に関するあれこれを、充実させていきたいと思っておりますので、一刻も早くパソコンを回復したいと思うこの頃です。

2009年9月28日月曜日

7年ぶりに!!

こんばんは
今夜は家路につく途中、ふわりと好い香りに誘われました。何気なくその方向を見てみますと・・・。月下美人です!!えーっっっ!!と、まずは驚きと、そしてその花が咲いている瞬間に、偶然にも出会えた喜びが心にじんわり。。。花が咲いているところを目撃できたのは7年振り、しかも4輪も美しく咲いておりました。
月下美人はサボテン科の植物で、その花は一夜に数時間しか咲かない事で有名です。こんな風に、咲いている姿を偶然にも目にすることができるのは、本当にラッキーです。サボテン科の植物は、可愛い花をつけるイメージですが、月下美人は純白の大輪の花が美人、名を体で表しています。花言葉の一つに“はかない美”とありますが、花の命が短いことを思えば確かに儚く、美人薄命なのではありますが、けれども私はこの花姿にグラマラスな艶っぽさを感じ、連想されるはずの寂寥感を一蹴している様に感じます。数時間後にしぼんでしまう寂しさよりも、花姿は強烈に印象に残り、美しく咲いている瞬間に出会えた鮮やかな高揚感の方が圧倒的に勝ります。と、思っておりましたら、ぽつりぽつりと雨が降って来ました。さらに花の命が短くなったら・・・。それはやっぱり儚すぎます。。。

2009年9月26日土曜日

こんばんは
気が付けば秋の彼岸も今日で明け、いよいよ暑さも収まり夜が長くなる雰囲気です。そしてお彼岸の間、大盛況でした近所の和菓子屋さんも少し落ち着きを取り戻している様子です。この一週間ほど、ずらりと店頭にお萩が並んでおりましたが、やはりお彼岸にはお萩を供えるご家庭が多いのでしょうね。春のお彼岸には牡丹餅と呼ばれ、秋のお彼岸にはお萩と呼ばれるこの同一の食べ物、春の彼岸は牡丹の咲く季節で、小豆餡の様子を牡丹の花に見立てたことから、そして秋の彼岸は萩の咲く季節で、小豆餡の様子を萩の花に見立てたことから、この様に呼ばれています。萩の花は秋の七草の代表格といっても過言ではありませんが、実際は草ではなくマメ科の潅木です。外国ではあまりピックアップされない花ですが、日本では万葉集においてはもっとも多く詠まれた花ですし、屏風や箪笥などの絵のモチーフとしても登場します。またお寺の境内を彩り、名所と紹介される場合もあります。小さな蝶々の様な可愛らしい花姿と、風にしなる繊細な風情が、日本人の感性に響くのでしょうか。萩はまさに日本の秋を代表する花、ですね。ところで、お盆の頃に咲き仏前に供えられるミソハギはミソハギ科の多年草で、ハギと名前はついていますが、秋の七草の萩ではないんですよ。

2009年9月17日木曜日

ススキ

こんばんは
近所の空き地のススキが、私の背の高さよりもずっと高くのびのびと、そしてすくすくと生長しています。風に揺れる様は、定番ながら秋のワンショットです。
お月見といえばススキですし、ススキと言えば秋の七草の一つ。山上憶良が詠んだ秋の七草、「萩の花尾花葛花なでしこが花 をみなへしまた藤袴朝顔が花」は有名ですが、"尾花”がススキにあたります。青葉の時はススキ、花穂の時はオバナ、枯れた時はカヤなどと呼ばれますね。万葉集ではススキの名で17首、オバナの名で19首、カヤの名で10首、詠まれているそうです。昔から豊富に自生し、時には観賞し、時には生活の中で利用してきたことが窺えます。そして、先日のレッスンで生徒さんにお尋ねしましたところ、この位の時期と言いますか、お月見の時と言いますか、やはり秋にはススキを飾りたいとのお答えを頂きました。中秋の名月に飾るという習慣と、日本人のDNAに刷り込まれた秋の風情があるからだと感じます。四季はいいですね。感性に豊かな彩りを与えてくれます。
ということで、昨日はススキを購入しアレンジに使ってみた訳なのですが、併せて先日話題にしましたチューベローズも購入することができました。書いてから、アレンジに使いたいな~と思っていましたので、ラッキ♪ なタイミングなのでありました。今日もささやかな喜び(笑)・・・。

2009年9月14日月曜日

ユーカリ

こんばんは
今夜も虫の音が、とても秋の風情です。実物の虫に触るのは好きではありませんが、聴覚を通してリラックス効果を感じます。
週末のレッスンにご参加頂きました皆様には、使用花材にありましたユーカリの香りから、森林浴的な効果を受け取られた様子です。嗅覚を通してのリラックス効果、本当に深呼吸をしたくなる様な爽やかな香りですが、ユーカリは実際にエアーフレッシュナーとして使用した場合、空気中のブドウ球菌の70%を殺菌、また香気を吸い込むと風邪などにも効果的で、並外れた抗菌力を携えています。もちろん香りだけでなく、視覚面での魅力もあります。ユーカリ類は800種以上あると言われ、生花店でも様々なタイプのユーカリを仕入れています。シルバーがかった色合い、ハート型のもの、しなる枝ぶり、細かくプリプリした感じのものなど。アレンジメントではポイントにしてよし、ボリュームの調整役にしてよし、陰影の演出係にしてよし、と優れもの♪ です。 しかし、大量に捌くとしばらく指に香りがついてとれません。。どんなに殺菌効果があるといわれ、リラックス効果を感じるといっても、指についた香りにはどうも癒しを感じない・・・。コアラの匂いが気になるところです。。