2009年9月17日木曜日

ススキ

こんばんは
近所の空き地のススキが、私の背の高さよりもずっと高くのびのびと、そしてすくすくと生長しています。風に揺れる様は、定番ながら秋のワンショットです。
お月見といえばススキですし、ススキと言えば秋の七草の一つ。山上憶良が詠んだ秋の七草、「萩の花尾花葛花なでしこが花 をみなへしまた藤袴朝顔が花」は有名ですが、"尾花”がススキにあたります。青葉の時はススキ、花穂の時はオバナ、枯れた時はカヤなどと呼ばれますね。万葉集ではススキの名で17首、オバナの名で19首、カヤの名で10首、詠まれているそうです。昔から豊富に自生し、時には観賞し、時には生活の中で利用してきたことが窺えます。そして、先日のレッスンで生徒さんにお尋ねしましたところ、この位の時期と言いますか、お月見の時と言いますか、やはり秋にはススキを飾りたいとのお答えを頂きました。中秋の名月に飾るという習慣と、日本人のDNAに刷り込まれた秋の風情があるからだと感じます。四季はいいですね。感性に豊かな彩りを与えてくれます。
ということで、昨日はススキを購入しアレンジに使ってみた訳なのですが、併せて先日話題にしましたチューベローズも購入することができました。書いてから、アレンジに使いたいな~と思っていましたので、ラッキ♪ なタイミングなのでありました。今日もささやかな喜び(笑)・・・。

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