2009年9月3日木曜日

果物と花

こんばんは
今夜はちょっと素敵に護国寺にてディナーです。プリフィックススタイルでしたので、私はデザートにくるみとイチジクのタルトを頂きました♪イチジクは消化を促進してくれるタンパク質の分解酵素が含まれていますので、食後にいいかな~と思ったのですが、食後のタルトはヘビー級ですね!!いや、すごく美味しかったんですが・・・。
イチジクは漢字で無花果と書きますが、花のならない樹木というわけではありません。実の中に小さな花をつけるので、外からは見えないということでこの漢字が充てられています。原産地のアラビア南部では、紀元前3000年頃には栽培されていたとされています。古代エジプトの壁画や旧約聖書にも登場する果物ですが、静物画などにも花と共に描かれているのを見ることがあります。イチジクの他にも、桃やザクロなどの果物も花と共にモチーフとなって描かれている絵画がありますが、実際にはアレンジメントにこれらの果物をプラスするのは少々難しいかもしれません。組み合わせは素敵ですから、どうしても!という方はショートタイムで楽しむアレンジメントでしたら可能でしょうか。
では、実際にアレンジメントに果物をポイントとして加えたい場合、これからの時期でしたらかりん、栗、びわ、ひめりんごなどが現実的です。フラワーショップに食用ではなく花材として出回りますので、アレンジメントに可愛さと季節感をプラスしてくれること間違いなしです。私は通常、食用として果物を買う時は、色艶の他についつい大きい物を選びがちなのですが、アレンジで花材として買う時は、小さめの物を選ぶことが多々あります。果物自体に重量感がありますし、大きいと果物としてのインパクトがありすぎるからです。アレンジメントの中で可愛く見せるには、果物を果物としてではなく花材の一部と捉えバランス良く、が必要です。
って、十二分に食事を頂いてしまった今夜の私は、“バランス良く”から遠い場所に・・・。

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