2010年4月8日木曜日

Yves Piaget

おはようございます。雨も上がり、清々しい朝です♪

今日のお写真は、バラ“イヴ・ピアッチェ”です。イヴ・ピアジェとも表記されます。国際的には数々の賞を受賞し、日本でもブライダル雑誌には頻繁に登場、実際にも大人気のお花です。カップ咲きで花弁が多く、もってり感というかたっぷり感というか。。香りはさわやかな甘さで、香気を肺いっぱいに吸い込みたい衝動に駆られます(笑)。このピンクは、ライトグリーンとの相性もバッチリ、瑞々しさを演出してくれますので、これからの季節にピッタリです。

イヴ・ピアッチェはハイブリッド・ティーです。ピアッチェはフランス作出ですが、このバラの枝変わりシリーズ、“イヴ・ミオラ”“ イヴ・シルバ” “イヴ・シャンテマリー”は市川バラ園さんオリジナルの品種です。こちらのシリーズも、どれもうっとりする様な美しさと香り。素敵なお花を楽しませて頂けることに、今日も感謝です❤

2010年4月6日火曜日

パフィオ

おはようございます。
週末、桜は満開♪ お花見に行かれた方も多いのではないでしょうか。今週は、恐らくひらひらと少しずつ花弁が散っていく事と思いますが、その様もまた桜の醍醐味。もうしばらく、風情を楽しめますね。
今日ご紹介の写真はラン科の「パフィオペディルム」。呼びにくいので、パフィオと略されて呼ばれます。ラン科の花は、種類が非常に多く多岐に渡りますが、このパフィオもそれはそれは特徴的です。ラン特有の“リップ”と呼ばれる花弁が唇状になった部分が、パフィオは袋状のリップになっています。見た目は食虫植物の様!!存在感はエース級です。他の花色を抑え気味にして、数種類のグリーンで濃淡・変化を付けアレンジに加えると、パフィオの個性が発揮されます。
この個性をどう受け止めるかは人それぞれ。。お好きな方はどっぷりとハマり、もちろん苦手な方もいらっしゃると思います。我が家の主人は、取りあえずこの袋状のリップが気になって気になって仕方がない様子。。ランのリップは、おびき寄せる昆虫が止まりやすい様に変化したと言われていますが、良くも悪くも、人の関心も引き寄せますね。

パフィオペディルムは東南アジア原産。ギリシャ語でパフィオは女神、ペディルムは靴を意味します。リップの形が靴(サンダル)に似ていることから命名されたそうです。

2010年4月3日土曜日

千鳥が淵

こんにちは

写真は4月1日の千鳥が淵です♪サクラは8分咲き、斜面を覆い、お堀へと垂れ下がるライトアップされた桜を、パチリ。

2010年4月1日木曜日

トリステス

おはようございます。
今日から4月。新社会人の皆様は、本日が入社式の方も多いはず。おめでとうございます♪

ご紹介のお花は、最近、あちらこちらの生花店で見かける、グラジオラスの「トリステス」です。太くて大きいグラジオラスは夏咲きなのですが、トリステスは春咲きのグラジオラス。茎が細く、すっきりとした花姿が特徴です。更に茎に注目しますと、細いのにしっかりとしているので、短く切ってもオアシスに挿しやすく、表面はザラザラした濃い目の葉に巻かれているのですが、一枚剥いてみますと、中から黄緑のつやつやした茎が出てきます。花に対しては、こちらの黄緑のつやつやした茎の方がお似合い、アレンジにも曲線にして加えると、わざわざ買わずともプラスαの素材に変身してくれます。

グラジオラスは南アフリカ・地中海沿岸原産の、アヤメ科グラジオラス属。鋭く尖った葉先が剣に似ていることから、ラテン語の“gladius”より命名されています。

2010年3月31日水曜日

オーニソガラム

おはようございます。

今日ご紹介のお花はオーニソガラム、ダビウム種です。球根種特有のツルっとした茎に、密集している小花を順々に咲かせる、長く楽しめるお花です。オーニソガラム属は沢山の品種があり、ヨーロッパ・アジア西部原産のグループと、南アフリカ原産のグループに分かれています。このダビウムは南アフリカ原産、別名・ベツレヘムの星と呼ばれる一般的に有名な、星の様な白い小花を咲かせるものはヨーロッパ原産。ベツレヘムの星のお話はまたの機会にしまして、今日は順々に最後のつぼみまで咲かせる、オレンジ色のダビウムに活力をもらい、週半ばを元気に過ごしたいと思います。皆様も、良い一日を♪

オーニソガラムはユリ科の球根植物。4月~6月位が開花時期ですが、お花屋さんでは周年見かけます。真夏やオリエンタルの雰囲気を出したい時などにも、重宝するお花です。

2010年3月30日火曜日

フリージア

おはようございます。

千鳥が淵の桜もだいぶ色づいておりますが、ここにきて空気の冷たい毎日です。
今日ご紹介のお花は薄紫の「フリージア」。色によって花言葉は変わりますが、こちらの紫は“あこがれ”です。ラインの花姿ですので、マスのアレンジにポイントで加えると、アレンジに動きがプラスされちょこっと複雑性が出て素敵です。花には芳香があり、光沢のある絹のような花弁の質感に、紫色はとても上品です。お花自体は今が旬ですので、お気に入りのフリージアを見つけるには、この時期がチャンス♪花色も多く、一重や八重咲きなどがありますよ。

フリージアはアヤメ科フリージア属
原産地:南アフリカ
オランダで盛んに品種改良され、日本では八丈島が主要産地です。

2010年3月20日土曜日

DANIEL OST

こんにちは。
先日、ダニエル・オスト 「花と煌めきの小宇宙展」に行ってきました。お好きな方も多いと思いますが、ベルギーのフラワーアーティスト ダニエル・オストさまの花展です。期待を裏切らない素晴らしい作品達は、計算されているのか、されていないのかは定かではありませんが、ライトアップで映し出される作品の“影”さえもが、美しかったです。西武池袋本店で~3月23日まで、入場料も確か¥1000と破格のお値段でダニエル・オストの世界を見ることができます。ご興味がある方は、是非!ちなみに私は去年、京都金閣寺まで(去年は金閣寺とコラボしていたので)、そして一昨年はブリュッセルの彼のお店まで行ってみました!え?そんなに好きなの!?私・・・と思いましたが、私が愛読している雑誌「fleur」の監修が、ダニエル・オストだということを今回の花展で初めて知って、認めます・・・。かなり好きです。。

2010年3月17日水曜日

ユキヤナギ


こんばんは

今日の写真はピンクの雪柳です。

雪柳といえば、まずは白を思い浮かべる方も多いと思いますが、私の中で白の雪柳はその色から早春のイメージ、ピンクの雪柳は少し暖かな春を連想します。そして、白の雪柳は楚々とした感じ、ピンクは優しく可愛らしい雰囲気です。

雪柳は、バラ科の落葉低木、咲いている姿も雪が積もった風情ですが、花弁が散っても、地面に雪が降りた風情です。活け込みでは、風流なんていってられません。。この細かな花弁がパラパラ落ちるのは困りもの。活け込みに限らず、ギフトにも、差し上げるお相手がお忙しい方だとわかっていると、その管理にお手間をとらせてしまうことを思うと、なかなか使用を控えてしまいます。ちょこっと、アクセント位の分量なら許容されるでしょうかね?この時期にしか出回らない、季節感たっぷりのお花、ちょっと手間が掛っても、季節を楽しむ余裕を持った生活を送りたいものです。

2010年3月10日水曜日

バンダ


こんばんは

今日、ご紹介のお花はラン科のバンダです。

写真はわかりにくいのですが、紫を帯びたブルーバンダです。お花全般でいえば、ブルー系のお花は比較的種類が少ないのですが、バンダはその中でもブルー紫系の品種が豊富です。原産地は熱帯アジア、花言葉は“上品な美しさ”など。肉厚な花弁に網目模様が特徴です。お花屋さんでは、ちょっとお高めなお花ですが、花の持ちが良いので、長く楽しめます♪

2010年3月3日水曜日

桃の節句


こんにちは
本日は桃の節句ということで、写真は桃の花とぼんぼり風アレンジです。

ひな祭り用として、桃の枝と菜の花と麦を束にしたものをよく見かけますが、みなさんはどの様に桃の花を飾られましたでしょうか。桃の花は、蕾みの時はポロポロと花が落ちやすいので丁寧に扱わないといけませんが、頑張って枝に満開の沢山の花を咲かせることに成功すると、可愛らしい上に華やかです。結構、明るめピンクですので、私はシックなグリーンをシンプルに合わせて、桃の風情を楽しみたいと思います。