2010年11月25日木曜日

11月のBunkamuraセミナー

こんばんは
先週末は月一のBunkamuraセミナー、「ザルツブルク 大地のリース」でした。木の実やスパイスへの装飾が細かく、いつもより時間もオーバー気味になってしまいましたが、ご参加下さいました皆様は、黙々と集中して作って下さいました。中には、一昨年のリースセミナーにも参加頂き、その時のリースをまだ飾って下さっている方も!!今年のリースも永く愛される作品になっているといいな~と思います。
皆様、お疲れさまでした。

2010年11月12日金曜日

こんばんは
最近、身内に鉢を選んで~と頼まれて、こちらの鉢を購入しました。手前の二つはネット販売でガーデニング用品を扱っている「BARGE」さんというSHOPのものです。黒土に白泥を塗りつけて焼いたクールな印象の鉢と、赤土に白泥を塗りつけて焼いた優しい印象の鉢。大中小取り交ぜて、でもいづれもラフでアンティークな印象がベースにあるので、統一感のある組み合わせになりました。プラスチックの鉢と違って、焼き物の鉢はびっくりするくらい重いものがあるので届くまで少し心配だったのですが、こちらの商品は大のものでも許容範囲の重さです。興味のある方は「BARGE」さんのHP、覗いてみて下さいね。(奥のものは地元の園芸店で購入。)

私はというと、つられて欲しくなってしまったのですが、取りあえずは昔うっかり買ってしまい使っていない鉢があるので、そちらをデコパッチペーパーでかわいくリフォームしようと画策中です。ECOかな。。

2010年11月9日火曜日

球根

こんばんは
みなさんは種からお花を育てる派でしょうか。それとも花苗などを寄せ植えする派でしょうか。
お花屋さんではチューリップなどの球根が店先に並び、植えつけの時期を知らせています。私は花苗を寄せ植えするのが好きなので、一年に2回、春とこの時期に実家の寄せ植え達を総入れ替えするのが楽しみなのですが、種といえば夏に切り花で入ってきた蓮台から、転がった種を水に浸けていたら芽が出てきました!!ショップスタッフみんなで芽が出るかな~と半信半疑で育てていたのですが、柔らかそうで瑞々しい芽がスクっと伸びています。興味深々で観察中ですが、びっくりするほど水が濁り臭うので(もちろん毎日水替えしてますよ)、家で育てるのはちょっと・・・です。蓮の観察日記は、機会がありましたらUPしたいと思いますが、最近、春の球根花も切り花で見られるようになりました。チューリップ、ヒヤシンス、スイセンなど、もうお店で見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。写真は来年3月に行うセミナーのサンプル写真が欲しいということで使ったスイセンです。4,5ヵ月先のサンプル写真を撮る時は、季節が全然違うので花材集めに苦労することも多いのですが、今回はスイセンがあってホッとしました。

2010年10月31日日曜日

10月31日

こんばんは。
今日はハロウィン!イベントに参加された方や街のディスプレイを楽しまれた方もいらっしゃることと思います。今日を過ぎると街はクリスマスへと加速しますが、紅葉の美しさも楽しみです。
来年はどんなハロウィンアレンジになるかな~と一年後の事を思いつつ、おもちゃかぼちゃやプッチーニとしばしお別れです。

2010年10月25日月曜日

今月のBunkamuraセミナー

こんばんは。
今週末行われたBunkamuraでのフラワーセミナーは、ハロウィンのシーズンアレンジ「Pumpkin tree」でした。
ハロウィンと言えば、代表的なカラーはオレンジ×ブラック、シンボルは魔女や骸骨、コウモリなど、おどろおどろしく、アイルランドなどで行われているハロウィンでは、その雰囲気に怖がる小さな子供もいるほどです。
現在、日本で広まりつつあるハロウィンは、おどろおどろしいキャラクターたちも可愛くデフォルメされ、かぼちゃの商品と共に街を彩るイベントになっていますね。日本にはお盆がありますし、民族的なお祭りと宗教的な意味合いとが混ざり合ったハロウィンの精神が日本に根付くとは思えませんが、それでもハロウィンの認知度は随分と高くなったな~と思います。色々な商品戦略からくるものというのは言うまでもありませんが、デフォルメされたキャラクターが代表するように、"可愛い"というのが日本でハロウィンが浸透しつつある、キーワードの一つになっている様に思います。特に女子高校生をはじめとして、日本は可愛い物にとても敏感で、作り出すことや取り入れることがとても上手!!
長々と書きましたが、そんな日本の現在の文化に合わせたハロウィンのアレンジをご提案出来ないかということで、おどろおどろしさは排除、子供っぽくないエレガントな可愛らしさと少しのエキゾチック(写真はまだ咲いていませんが、トケイソウを加えています)な雰囲気をスパイスにしたアレンジを皆様にお作り頂きました。ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。

2010年10月16日土曜日

ミナヅキ

こんばんは。
今日、写真でご紹介していますお花は「ミナヅキ」です。写真中央、ちょこっとくすんだピンクのお花です。夏には真っ白いお花ですが、晩夏から初秋にかけて、ピンクに色づきます。花色を言葉で表すのは難しいな~といつも感じていますが、紅葉した花色を言葉で説明するのは更に難しい!と感じます。言葉を尽くしても、魅力を伝えきれない花は、ずっと見ていても飽きない色の複雑さと変化を持っているように思います。
「ミナヅキ」はユキノシタ科。ドライフラワーやプリザーブドフラワーでも大変人気です。

2010年10月9日土曜日

こんなバッグ欲しい・・・。

こんばんは。
夜は随分と肌寒くなりました。最近では、ブーツを履いたお洒落な女性たちをちらほら見かけます。衣替えが未だ1/3残っている私としては、猛烈に焦りを感じます。。
今日の写真は、先日生徒さんがお作りになったバッグのアレンジメントです。小物を作るシリーズの中の、一つのカリキュラムです。お花を挿すよりもベース作りに時間が掛りますが、どの様なアレンジメントを作るにしてもオアシスセットをしっかりするのは大切なことですし、ベースに時間をかけ作り込む事によって、デザイン性のある作品を生みだすことが出来ると思います。
仕上がり時に、とても素敵に出来てますよ~と言ったら、「飼っている犬っぽい・・・。」というお言葉が!!それは、作品を気に入って頂けたと受け止めてよろしいのでしょうかね・・!?

2010年9月27日月曜日

9月のフラワーセミナー

こんばんは
近頃は雨もよく降り、随分と気温が下がりましたね。

今週末はPlejour主催、東急Bunkamuraで行うフラワーセミナーが開催されました。ミュージアムで開催中の「フランダースの光展」とのコラボレーションセミナーということで、温かみのある牧歌的なアレンジメントをお作り頂きました。
藁でベースを作り生花をアレンジ、その上に残りの藁とドライの古代稲を重ねる積層のデザインで、秋・そして牧歌的な風景を連想する質感を強調しました。私からの形の提案は、横広がりと積層、この2点でしたが、ご受講下さいました皆様は、そこから出発してさらに個性と作品の世界観を広げたアレンジをお作りになります。真剣に心を込めて作られる作品は、本当にどれも素敵で、お花も本来の美しさからかなり割増された美しさです。
ご受講下さいました皆様、ありがとうございました。

「フランダースの光展」は10月24日までです。ゆったりと、心潤う時間を持ちたい方は是非、足を運ばれてはいかがでしょうか。

2010年9月16日木曜日

愛嬌

こんばんは
朝夕、過ごしやすくなりましたね。ここ二三日は夜に雨が降り、潤った大地にホッとします。

今日の我が家のカワイ子ちゃんは、ひょうたんです!花留めを兼ねて、ガラス花器にどぼんと鎮座しています。これからアレンジの素材として栗やリンゴ、かぼちゃや柿などが出回り、そんな野菜や果物などは、ただ置いて飾るよりも花器に入れてディスプレイするとググッとお洒落度が増します。スーパーで食べ物として売っているそれらは形が整っているものが多いですが、花屋に並ぶ素材としての彼らは不揃いであることも・・・。愛嬌のある個性を生かしてあげたいものです。

2010年8月29日日曜日

ブリューゲル


おはようございます。
朝からドドーンと冒頭にUPしました少し個性的なこちらの写真は、「Funny detail」と題した作品です。Bunkamuraザ・ミュージアムで開催の「ブリューゲル版画の世界」とコラボレーションをさせて頂いたセミナーの作品ですが、その展覧会は本日最終日です。美術館に行きますと、沢山ある絵の中でもたまに細部が気になるものがあり近寄ってみたりしますが、こちらの展覧会では、どの作品に対しても、みなさん作品との距離が近い近い(笑)。なにこれどうなってるの~と、皆さんが思っていたかはわかりませんが、細部を逃すことなく見たい、そんな感じです。そしていつもながら会場は素敵に演出されています。16世紀の作品がハイテクに処理され、感慨深いものがあります。
ところで写真のアレンジは、「大きな魚は小さな魚を食う」という作品からインスピレーションを受けています。器から花が動き出る印象を作りたかったので、動きに目が行く様、色の合わせを抑え気味にしています。